2016-04-20 第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
再処理をしてMOX工場で加工いたします。これで本当にウランもサイクルをなし、プルトニウムもサイクルをなしているかどうかを私はお尋ねいたしております。 これは大臣にお願いいたします、核燃料サイクルの基本認識ですから。(発言する者あり)事実じゃないです。これは、大臣、わざわざ私はこの図をつけたんです。本当にプルトニウムも回っているか、ウランも回っているか、この認識をお尋ねしています。
再処理をしてMOX工場で加工いたします。これで本当にウランもサイクルをなし、プルトニウムもサイクルをなしているかどうかを私はお尋ねいたしております。 これは大臣にお願いいたします、核燃料サイクルの基本認識ですから。(発言する者あり)事実じゃないです。これは、大臣、わざわざ私はこの図をつけたんです。本当にプルトニウムも回っているか、ウランも回っているか、この認識をお尋ねしています。
アメリカ政府は、建設コストが当初見込みの七倍を超えたことから、二〇一五年度予算でMOX工場の建設を凍結しました。アメリカも撤退するような事業を新たに加えるなど、無謀にもほどがあります。 現行法制定時の議論であえて対象から外されていたこれらの費用を、なぜ今回は加えるのか。また、それぞれ幾らかかると試算しているのか、答弁を求めます。
事故後経産大臣が同施設に入るのは初めてだと聞いておりますが、再処理工場は来年上期に稼働を目指すということで二十三回目の延期を発表しており、また、MOX工場はその翌年、二〇一八年上期を目指しているとされています。
だけど、片一方でMOX工場とか再処理工場だけは進んでいく。物すごいこれは乖離というか、計画と実態の乖離、これからどうするんだという話ですよね。 それからもう一つは、核燃料サイクルというふうに言っていますが、今の日本ではどういう核燃料サイクルを目指しているかという姿さえ明らかじゃないですよ。
○松下副大臣 セラフィールドのMOX工場、SMPと言っていますけれども、その所有者である英国原子力廃止措置機構というのがございます。これはNDAと略称していますけれども、我が国の電気事業者に対しまして、八月一日に、このMOX工場、SMPの閉鎖方針について通知があったということでございまして、今後、閉鎖に向けた手続が行われるというふうに聞いております。
○服部委員 いわゆるロンドン海洋投棄条約、あるいは国連海洋法条約がありますけれども、イギリスとアイルランドでは、MOX燃料、MOX工場からの廃棄で裁判まで起きているわけですね、陸上からの投棄なんですけれども。それは、海からの投棄だというふうに書いているわけですけれども、例えば、ちょっと例えは悪いですけれども、千島列島あたりに何かそういう工場ができて、ここは島だ、島だから陸だと。
MOX・フォー・ピースというのはおもしろいキーワードだなと思ったんですが、確かにちょっと日本には早いかもしれません、今の日本のMOX工場がまだできていない現状を考えると。できていないところに外から持ってきてやろうというのは早いかもしれないけれども、アジアトムというのはやはり一つのキーワードになるんじゃないかと思うんですよ。これは古くて新しい議論ですね。
○甘利国務大臣 ついこの間までは、国内的にも原子力政策を進めるのがなかなか大変な中で、再処理施設が完成をし、二〇一二年を目指しMOX工場をつくりと、矢継ぎ早に原子力政策が今前へ進んでいっているわけであります。 そういう中で、アメリカからGNEP構想が提案をされました。この中ではいろいろな議論が進んでいくと思います。そういう中で、どこまで踏み込めるか。
それから、六ケ所工場につきましては、御承知のように、その製品たるプルトニウムはMOX工場ができないことには使えないわけですから、ただ一方で、MOX工場が稼働いたしますと、直ちにプルトニウムが必要になるわけですから、だから、当然、ある種の在庫は必要でしょう。そういうことをトータルのシステムとして見ながら、適切なプルトニウムの量を再処理していかれるのかな。
つまり、多くのものは、今は六ケ所村にMOX工場がないわけですから明らかなことなんですけれども、当然のことながら海外のものが使われていくはずでございます。ただ、海外のMOX工場の利用可能性等のスケジューリングの中で、海外のものがMOXに加工されないうちに、国内のMOX工場が稼働した段階において、そこで六ケ所再処理工場から発生いたしましたプルトニウムが使われることは当然あり得るべき。
さらにまた、それに伴ってくるMOX工場もありますし、それから当然経済性という不安もあります。もろもろの不安というのは余りにも多いという点で、私は危険性と不安という二つの面からこれは断念をすべきだという具合に思います。
それで出てきた使用済み燃料が今問題になっているわけですけれども、この下流側にも、再処理工場もあれば廃棄物の処分場もありますし、MOX工場もあります。
最後に、MOX工場でございますが、これは今「もんじゅ」がとまっておりますので、当面大量のMOX燃料をつくらなければならないという要求がございません。現在もこの前のプルトニウムがMOX内に大量にたまりましたという問題を解決するための努力をしておる最中でございまして、そういう機器の改善が中心になっておりますので、これも続けても特に問題はないんではないかというふうに今のところ判断しております。